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シベリアン・ハスキー
シベリアン・ハスキーは友好的で優しいが、また用心深く外向的でもある。
シベリアン・ハスキー
アメリカ合衆国
シベリアン・ハスキーは中型の作業犬であり、長距離を一定の速度で、軽い荷物を運ぶときに必要な均整のとれた体躯構成をしています。シベリアン・ハスキーは立ち耳でブラシ尾であることが、この犬種が北方犬の特質を持つ事を示しています。シベリアン・ハスキーの牡は力強いが決して粗野ではなく、牝は牝らしいが体躯構成上弱々しくはありません。
■体高 牡:53.5~60cm 牝:50.5~56cm
■体重 牡:20.5~28kg 牝:15.5~23kg
体重は体高に比例する。上記のサイズは共に体高及び体重の制限を示しており、どちらかが優先されることはない。過度の骨量や体重があるものにはペナルティーが課せられる。
■体重 牡:20.5~28kg 牝:15.5~23kg
体重は体高に比例する。上記のサイズは共に体高及び体重の制限を示しており、どちらかが優先されることはない。過度の骨量や体重があるものにはペナルティーが課せられる。
シベリアン・ハスキーは友好的で優しいですが、用心深く外向的でもあります。シベリアン・ハスキーの成犬はある程度ひかえめで、気高さもうかがえ、利口で従順な性格です。
シベリアン・ハスキーは、長い距離をずっと走ることができるように改良された、タフで活動的な犬種です。そのため、シベリアン・ハスキーは長時間のジョギングや、広場でリードをはずして思いっきり走らせてあげるなど、かなりの運動量が必要となります。また、シベリアン・ハスキーは何かを引いて走ることを好み、寒い天候の中でも楽しく快適に運動することができます。シベリアン・ハスキーは涼しい地域や寒冷な地域ででも屋外で過ごさせることはできますが、家の中と外を自由に行き来できるようにしてあげるのが理想的です。シベリアン・ハスキーの被毛の手入れは、1週間に1~2回のブラッシングで十分でしょう。ただし、シベリアン・ハスキーの換毛の季節には、相当量の毛が抜けるので、毎日抜け毛を取り除いてあげましょう。シベリアン・ハスキーの中ぐらいの長さの粗い被毛は、手入れは容易で、極端にいえば1週間に1度のブラッシングでも問題ないといえます。しかし、運動後にはシベリアン・ハスキーとのスキンシップを兼ねて、毎日ブラッシングをしてあげましょう。シベリアン・ハスキーは暑さが苦手なので、夏場はシャンプーを含めて入念な手入れをしてあげる必要があります。シベリアン・ハスキーは運動不足によるストレス蓄積は他犬種のそれに比べて非常に大きいため、シベリアン・ハスキーの精神衛生上極めて好ましくなく、無駄吼えや情緒不安定はもちろん、しばしばシベリアン・ハスキーは異常脱毛・消化器管障害・神経障害・悪性新生物(ガン)発生の原因となるなどストレス性の諸疾病を誘発することがあるため充分な注意が必要です。シベリアン・ハスキーは比較的疾病に羅患しづらい犬種ではあるが、股関節やヒザ間節を中心に骨格・関節系の疾患やケガ、角膜の栄養障害・白内障・緑内障などの眼球系疾患を好発する傾向があるため、肉体的健康管理にあたっては他犬種同様の感染症の予防接種を受けさせるだけでなく、検診時には触診のほか特に骨格系検診・眼科検診も受診させるように心がけましょう。
シベリアン・ハスキーのスカル(頭蓋骨)は中くらいの大きさで、胴体と釣り合いがとれていて、頂きはわずかに丸みがあって、最も幅広いところから目に向かって先細りになります。シベリアン・ハスキーのストップ(両目の間のくぼみ)ははっきりしています。シベリアン・ハスキーの鼻の色は、毛色がグレー、タン、ブラックの場合はブラック、毛色がコパーの犬はレバーです。シベリアン・ハスキーの純白犬は鼻が肉色であってもよいです。シベリアン・ハスキーはピンクの縞が入ったスノー・ノーズは許容されます。シベリアン・ハスキーのマズル(口先)は中くらいの長さと幅があり、鼻に向かって次第に先細りますが、鼻の先端はとがっていたりスクエアだったりしません。シベリアン・ハスキーの歯の咬み合わせはシザーズ・バイト(上の切歯の内側に下の切歯の外側が僅かに接する咬み合わせ)です。シベリアン・ハスキーの目はアーモンド形で、両目がほどよい間隔を持ち、わずかに斜めについています。シベリアン・ハスキーの目色はブラウンまたはブルーで、両目の色が異なるものやパーティカラーであるものも許容されます。シベリアン・ハスキーの耳は中くらいの大きさの、三角形で、頭部の高い位置に直立してつき、厚く、十分な毛に覆われて、後ろ側はわずかにアーチを描いていて、先端はわずかに丸みがあります。
シベリアン・ハスキーの首は中くらいの長さで、アーチを描き、静止時には誇らしげに真っすぐ保持します。シベリアン・ハスキーがトロット(早歩き)の歩行時には頭部をわずかに前方に伸ばします。
シベリアン・ハスキーの背は真っすぐで、力強く、キ甲(両肩の間の背の隆起)から尻部にかかえて水平なトップライン(横から見た上の面のアウトライン)を保ちます。シベリアン・ハスキーの胴体の長さは中くらいで、コビー(短胴でコンパクトな体系)であったり、過度の長さのためにたるんだりしてはいません。シベリアン・ハスキーの胸は幅広すぎず、胸底が深くて、深さは肘の位置まで届きます。シベリアン・ハスキーのあばらは十分に張っていますが、自由な動作を妨げないように両側面は平らです。
シベリアン・ハスキーの尾は狐の尾の形をしていて、十分に毛に覆われて、背線の高さのすぐ下についています。シベリアン・ハスキーが何かに注目したときには通常みごとな鎌状に湾曲させて背上に保持しますが、上げて保持する場合、胴体の左右どちら側かに巻き尾となってもいけませんし、背の上に折れたように平らになってもいけません。シベリアン・ハスキーは静止時で垂れ尾が正常です。シベリアン・ハスキーの尾の毛は中くらいの長さで、ほぼ先端や両側、下部も同じ長さがあり、丸いブラシのような印象を与えます。
シベリアン・ハスキーの前肢は前から見ると両脚にはほどよい間隔があり、平行で真っすぐです。シベリアン・ハスキーの骨は実質が十分ですが、決して重くはありません。シベリアン・ハスキーは肘から地面までの脚の長さは、肘からキ甲(両肩の間の背の隆起)の頂点までよりわずかに長いです。シベリアン・ハスキーの前脚のデュークロー(退化した親指)は除去します。シベリアン・ハスキーの肩は肩甲骨が十分に後方に傾斜していて、パスターン(手根関節と指の間)は横から見てわずかに傾斜しています。シベリアン・ハスキーの後肢の脚は後ろから見ると両脚がほどよい間隔で平行しています。シベリアン・ハスキーはデュークロー(退化した親指)がある場合は除去しなければなりません。シベリアン・ハスキーの大腿は筋肉が十分に発達し、力強く、膝は十分な角度に曲がっています。ホック・ジョイント(足首の関節)は低い位置にあって、はっきりしています。シベリアン・ハスキーの足はオーバルですが、中くらいの大きさできつく握り、指やパッド(足裏のふくらみ)の間は十分な毛に覆われています。
シベリアン・ハスキーの歩様は迅速で、足取りは軽く、なめらかで、むりのない印象を与えます。
シベリアン・ハスキーの上毛は中くらいの長さで、真っすぐで、いくぶんなめらかに横たわっていて、下毛は柔らかく、密生です。シベリアン・ハスキーのひげ、指の間の毛および足の周りをきちんとした外観にするためのトリミングは許容されますが、その他の部分のトリミングは認められず、厳しいペナルティが課せられます。シベリアン・ハスキーの毛色はブラックから純白までのすべての色が認められ、頭部のさまざまな斑など、他犬種には見られない多くの特徴的な模様があります。

